ドッグフードのパッケージには、そこに含まれる栄養を表示することが義務づけられています。ここでは愛犬に必要な栄養に関して基本的な知識についてお話します。
さて、犬にとっても重要な“五大栄養素”。これは人間と同じ。かといって、人間と同じものを食べていればいいか、というとそれは大間違い。犬には犬の、必要な「栄養バランス」があるのです。より長く、シアワセに愛犬と暮らすためには愛犬が必要としている栄養素を知ることが重要です。
ビタミン 〜新陳代謝を活性化させる
体内で起こるさまざまな化学反応を促進させる、大事な「触媒」の役割。犬の身体すべての機能にとって必要なものです。たとえば犬が足にケガをすると、それぞれのビタミンが出血を止める、皮膚を修復するというように、個別に働きます。ビタミンを十分なバランスでとるには、天然の食材だけでは難しいので、不足分は補給しなければなりません。
ミネラル 〜強い歯と骨をつくる
ビタミンと同じように、ミネラルも適切なバランスで摂取することが難しい栄養素のひとつ。いくつかのミネラルが合わさることで、骨や歯はしっかりとつくられているのです。またミネラルは血液など体液にも影響を及ぼします。そのままでは吸収されづらい栄養素ですが、摂りすぎもよくありませんので注意しましょう。
必須脂肪酸 〜エネルギーをつくり、皮膚や毛を健康に
脂肪と必須脂肪酸(脂肪の主要成分で体内で合成できないもの)は、愛犬の健康に非常に重要な役割です。主要なエネルギ−源として働くだけでなく、食事の味を引き立たせる役目もしているからです。また、脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きもあります。
炭水化物と食物繊維 〜エネルギー補給&お通じに効果的
すぐにエネルギ−が必要な場合に使われる炭水化物。さまざまな糖類が連なってできていて、残った糖類はグリコ−ゲンとして蓄えられます。規則正しいお通じのためには、炭水化物の一種である食物繊維が効果的。腸内の善玉菌を増やす効果もあります。
タンパク質 〜成長と筋肉の発達のために
ほとんどすべての組織の主な構成成分。毛、皮膚、爪、筋肉は、ほとんどタンパク質でできていますし、骨でさえ20%はタンパク質です。あなたの愛犬の体は何千種類ものタンパク質からつくられ、それぞれ独自の機能を持っているのです。タンパク質を構成するのは、アミノ酸と呼ばれるものすごく小さな物質。いくつかのアミノ酸は体内でつくられますが、その他のものは食事によって摂り入れられます。
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