10月30日更新
一緒に暮す犬の体に、ある日突然異変が生じたらどうしますか?今回は、突然にワンちゃんの失明を宣告されて絶望の淵にあった飼い主さんが、ワンちゃんの前向きな姿を見てともに歩んでいくことを決意するまでのお話をお送りします。
目が見えなくても、人生を楽しむアトム
- アトム(6歳 ♂)
- トイ・プードル
- 2002年10月1日生まれ
視覚を失ったアトムは、聴覚・嗅覚・触覚をフルに活用するようになりました。お水やご飯、トイレシートも匂いで嗅ぎ分けて、場所を自分で把握しています。目が見えなくてもトイレを失敗したことはありません。家具の配置を覚えて室内の空間を把握したアトムは、お散歩にも行きたがるようになりました。アトムは目が見えないので、目に入りそうな高さに枝や草があっても目を閉じることができません。私がアトムの目になって、危険を排除しながらお散歩をしています。ボール遊びも前よりは時間がかかりますが、匂いと音でボールを探して持って来るようになりました。
家具の配置を変えない、アトムの通り道に物を置かないことを心がけています
リビングの床に買い物袋などを置くとぶつかってしまうことがあるので、アトムの通り道には家具以外の物を置かないようにしています。また、目を傷つけないよう、家具の角にはカバーをしています。お留守番も旅行もできますが、ほかのワンちゃんとぶつかってしまうことがあるので、ほかに利用されている方がいるときはドッグランでもアトムを放さないようにしています。
犬の適応力・生命力と前向きな姿に勇気づけられる毎日です
日常生活で気を付けていることは、これくらいです。アトムは、「見えない」ということにすぐ慣れました。警戒心が強くなることもなく、ほかの人もワンちゃんも大好き。すぐに匂いを嗅ぎに行って、仲良くなろうとします。もし私の目が突然見えなくなったら、絶望で閉じこもってしまうかもしれません。でも、アトムはひたすら前向きに人生を楽しもうと努力しています。その姿に、私が勇気づけられる毎日です。



